momonga’s diary

困った母と子ども(くんさん・きゅちゃん)の記録

なんだか疲れました

月例テストが終わった週末。

偏差値的には依然手が届かないけれど、我が家から最寄り(徒歩10分以内)の

中学の学校見学に行き、本人の感想は「疲れた。」の一言。

「思ってたより遠かった。」

同行した夫もあきれていたけれど

この子の反応の薄さは今回に始まったことではなくて、

初めてのこと・人、関心のないことには表情筋がぴくりとも動かない。

笑っていなくても、案外楽しかったり嬉しかったりしているらしいけれど。

喜怒哀楽の感情の塊のような私から生まれてしまって、

その反動なのかもしれない。

 

翌日、テストの答案用紙を確認。

社会の半分がバツ、算数の半分が白紙。

夫、

「話し合いをしよう、K が受験のことをどう思ってるのかを聞かせてくれ。」

と、一見理解ある父親のふりをして、口調は完全にお説教モード。

息子は、悪い点を取ったからというより、パパが怖いという理由で泣いている。

 

そもそも、塾に通うことも、受験をすることも、決めたのは夫。

3月末生まれ、元来の気質的にも、同じ学年の子の何倍も幼い幼い息子。

ほっぺにぐるぐる渦巻きが書いてありそうなのんびりおっとりマイペースな息子。

受験が自分事にならないのは仕方がない。

 

自分だったらこんな勉強の仕方しないのにーと思うけれど

我流をつらぬき、聞く耳を持たず、

テキストをさらっと黙読、知識をふわっと覚える息子。

「根訓台地」って何よ。

 

「勉強のやりかたを考え直した方がいいのがわかったね。」

「くんさんにとってベストな勉強の仕方を見つけていったらいいと思うよ。」

と声をかけた。

内心は感情の大洪水で、今にも口から溢れ出しそうだったけど。

 

息子が泣き止み、スネちゃまモードが治まってから、

「私立の中学は、いろいろなクラブがあるらしいよ。

くんさんは何部が面白そうだと思う?」

と尋ねると、

「生物部!」と迷わず答えた。

珍しく目に光がある。

生物部がある、楽しそうな学校が見つかったらいいね。

 

いい年して緊張するけれど、塾の先生に相談しないといけない頃合いなんだろうな。

 

何も知らずにヒルネしていた4歳の弟が、

「こぉの、パンダやろうが・・・!!!」

とニコニコしながら起きてきた。

それから、兄弟仲良くソファに並んで座って、好きなサメについて

意見交換していましたよ。